北アルプスもテント泊もはじめての初心者による縦走記録 装備のあれこれ、反省点。これからチャレンジする人の参考になればうれしいです(・∀・)
by fwwwexb
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2013.09.14 南岳~槍ヶ岳 夢の稜線
西穂~槍ヶ岳縦走を目指すきっかけになった
雑誌「岳人」には、こんな一文がありました。
”暗いうちに南岳を出発すると、稜線上で素晴らしい時間を迎えられる”
槍ヶ岳が朝焼けに染まる写真に
すっかり魅了されてしまったのです。
可能ならば、そんなひと時を過ごしてみたいものだ、、、
しかし暗いうち、というと4時か5時には出発しないといけない。
少々厳しいなと思いつつ、3時過ぎに目覚ましをセットしておきました。
無事、3時に起床。
ヘッドライトを付けてトイレに直行。
ふと空を見上げた瞬間、感嘆しました。
満天の星空。
天の川が山のガスに見えるほどに白く輝きます。
真横に傾いたオリオン座。
星空ということは、快晴。
今日はいけるかもれない、、、
朝の段取りも慣れたもの。
朝はお湯だけで済むご飯。
これに限ります。
何より心配だったのが、腰の具合。
ぎっくり腰、一歩手前のような違和感はあるものの、
昨晩よりはマシです。少々安心、、、
3時に起床しても、結局準備に2時間。
別に二度寝してるわけでもないのに、
なんでこんなに時間がかかるんですかね、、、(失笑)
テントのポールが曲がってしまい、抜けなくなる
プチアクシデントがあったものの、ライターで温めたところ
サクッと抜けました。
段々と、危機対応力も増してきたようです。
(その前に道を間違えるなという話ですが、、、)
さてボチボチ参りますか、、、
小屋の前に立つと、信じられないような光景です。
朝焼けの山肌に、人の影が映るのですが、
それがもうなんとも言えず、美しい。
この瞬間だけでも早起きした甲斐があったな、、、
お世話になりました南岳小屋。
毎度、疲れ果てて到着して寝るだけのため、
ほとんど感想という感想はないのですが、
チョロチョロ水でも、手を洗うところがないのが
ワタシ的にはストレスです、、、
トイレも大がひとつ。
女性と共用なので待たせるのが申し訳ない、、、
(そんなこといってはいけないと、分かっていますが、、、)
タオルを濡らすだけの水でも使える小屋は、有難いんですよね、、、
(稜線上の小屋なのでしょうがないです!スイマセン!)
5時30分、南岳小屋出立。
すぐに、ご来光を望みます。
それにしても、それにしても、
縦走の終盤に、素晴らしすぎることだな、、、
遠くの山脈が日本画のように淡い風景を見せてくれます。
寒くもなく、暑くもなく。
ただただ、この時間が有りがたく、足を前に進めます。
一人の時間を満喫しまくりながら、歩く道。
南岳山頂で顔を上げた時に声をかけられます。
「あっ!」
「(こちらも)あっ!」
もう二日前、西穂山頂でお会いして、
奥穂までをご一緒した、青シャツさんと再会。
激闘をご一緒した関係とはすごいもので、
すぐに前からの知り合いのように話し、
お互いに写真を撮り合います。
槍をバックにパシャリ。
お互い、嬉しい時間。
そして歩き出して間もなく、、、その瞬間。
稜線に朝日が差し込み、道筋を照らしました。
ああ、、、
言葉にならないとはこの事。
風の音すらしません。
砂を踏みしめる音以外、何も聞こえない稜線。
素晴らしい時間というには、言葉が足りません。
夢のような時間。
何度も何度も頭に描いて憧れた光景。
ようやくここにこれました。
道は穏やか。
360度の絶景を眺めながらの歩き。
メットはもう不要。
なんとか雰囲気をお伝えしたいと自分撮りしてみましたが(汗)、
槍に向かう高揚感、、、伝われば嬉しいです、、、
少々の岩場はありますが、全く問題ないレベル。
少しづつ、槍が近づいてくる。
谷底までしっかり見え、気持ちのよい歩き。
振り返ると北穂から先、ギザギザの稜線がはっきり見えます。
この二日間、あのどこを格闘して乗り越えてきたのか、、、
ご無沙汰で登場^^;
7時6分。中岳に到着。
南岳から1時間30分。
心なしか表情に余裕があるのは、
もうゴールが近いから。
浮石を掴んで谷に落ちたり、手がかりのない崖をよじ登ったり、
道に迷って砂礫の谷に落ちたり、、、
もうそんな心配はありません、、、
ますます大きくなってくる槍。
中岳からの下りは、はしごもありますが
危険というほどではありません。
引き続き、快適な縦走。
さすがに高所で息が切れますが、
目の前に槍が迫ってきて、モチベーションには事欠かないこの道。
7時50分。大喰岳到着。実に順調。
長いこと動画を撮る元気がなく、ご無沙汰でした。
それにしても下手くそで目が回りますね、、、スイマセン^^;
圧倒的な槍の迫力。
長かった縦走も間もなくゴール。
一旦下り、飛騨乗越到着。
最後の登りは青空、、、
そして8時30分。
南岳から3時間で、槍ヶ岳山荘に到着。
さて本当に最後のゴールを目指しますか。
2年前の大渋滞とは、うって変わって人の少なそうな感じ。
いいですね~ 実にいいですね~
毎度思うのですが、
小学生からお年寄りまでチャレンジするにしては、
少々危険な穂先への登り。
落石にも十分注意が必要。
それでも穂高で闘いぬいてきた、この体。
小石一つ落とさず、一瞬で三点確保の位置取りが
できることに驚きます。
(他で役立つ事あるかな、、、^^)
ラストのはしご。
そして槍ヶ岳山頂に到着。
8時52分。
西穂高から3日かけてやってきました。
テント泊、一人での大縦走。
無事、たどり着くことができました。
雨とガスの中、闘ってきたのが嘘のようなゴール。
全ての思い出は、このギザギザの稜線にあります。
ここ全部歩いてきたって、、、凄いね、、、我ながら。
達成感よりも、生きてここにいる
安堵感のほうが大きいゴール。
360度の大パノラマを満喫して、さて下るとしますか。
槍ヶ岳山荘に戻ってきました。
あとは無事帰るだけです。
雑誌「岳人」には、こんな一文がありました。
”暗いうちに南岳を出発すると、稜線上で素晴らしい時間を迎えられる”
槍ヶ岳が朝焼けに染まる写真に
すっかり魅了されてしまったのです。
可能ならば、そんなひと時を過ごしてみたいものだ、、、
しかし暗いうち、というと4時か5時には出発しないといけない。
少々厳しいなと思いつつ、3時過ぎに目覚ましをセットしておきました。
無事、3時に起床。
ヘッドライトを付けてトイレに直行。
ふと空を見上げた瞬間、感嘆しました。
満天の星空。
天の川が山のガスに見えるほどに白く輝きます。
真横に傾いたオリオン座。
星空ということは、快晴。
今日はいけるかもれない、、、
朝の段取りも慣れたもの。
朝はお湯だけで済むご飯。
これに限ります。
何より心配だったのが、腰の具合。
ぎっくり腰、一歩手前のような違和感はあるものの、
昨晩よりはマシです。少々安心、、、
3時に起床しても、結局準備に2時間。
別に二度寝してるわけでもないのに、
なんでこんなに時間がかかるんですかね、、、(失笑)
テントのポールが曲がってしまい、抜けなくなる
プチアクシデントがあったものの、ライターで温めたところ
サクッと抜けました。
段々と、危機対応力も増してきたようです。
(その前に道を間違えるなという話ですが、、、)
さてボチボチ参りますか、、、
小屋の前に立つと、信じられないような光景です。
朝焼けの山肌に、人の影が映るのですが、
それがもうなんとも言えず、美しい。
この瞬間だけでも早起きした甲斐があったな、、、
お世話になりました南岳小屋。
毎度、疲れ果てて到着して寝るだけのため、
ほとんど感想という感想はないのですが、
チョロチョロ水でも、手を洗うところがないのが
ワタシ的にはストレスです、、、
トイレも大がひとつ。
女性と共用なので待たせるのが申し訳ない、、、
(そんなこといってはいけないと、分かっていますが、、、)
タオルを濡らすだけの水でも使える小屋は、有難いんですよね、、、
(稜線上の小屋なのでしょうがないです!スイマセン!)
5時30分、南岳小屋出立。
すぐに、ご来光を望みます。
それにしても、それにしても、
縦走の終盤に、素晴らしすぎることだな、、、
遠くの山脈が日本画のように淡い風景を見せてくれます。
寒くもなく、暑くもなく。
ただただ、この時間が有りがたく、足を前に進めます。
一人の時間を満喫しまくりながら、歩く道。
南岳山頂で顔を上げた時に声をかけられます。
「あっ!」
「(こちらも)あっ!」
もう二日前、西穂山頂でお会いして、
奥穂までをご一緒した、青シャツさんと再会。
激闘をご一緒した関係とはすごいもので、
すぐに前からの知り合いのように話し、
お互いに写真を撮り合います。
槍をバックにパシャリ。
お互い、嬉しい時間。
そして歩き出して間もなく、、、その瞬間。
稜線に朝日が差し込み、道筋を照らしました。
ああ、、、
言葉にならないとはこの事。
風の音すらしません。
砂を踏みしめる音以外、何も聞こえない稜線。
素晴らしい時間というには、言葉が足りません。
夢のような時間。
何度も何度も頭に描いて憧れた光景。
ようやくここにこれました。
道は穏やか。
360度の絶景を眺めながらの歩き。
メットはもう不要。
なんとか雰囲気をお伝えしたいと自分撮りしてみましたが(汗)、
槍に向かう高揚感、、、伝われば嬉しいです、、、
少々の岩場はありますが、全く問題ないレベル。
少しづつ、槍が近づいてくる。
谷底までしっかり見え、気持ちのよい歩き。
振り返ると北穂から先、ギザギザの稜線がはっきり見えます。
この二日間、あのどこを格闘して乗り越えてきたのか、、、
ご無沙汰で登場^^;
7時6分。中岳に到着。
南岳から1時間30分。
心なしか表情に余裕があるのは、
もうゴールが近いから。
浮石を掴んで谷に落ちたり、手がかりのない崖をよじ登ったり、
道に迷って砂礫の谷に落ちたり、、、
もうそんな心配はありません、、、
ますます大きくなってくる槍。
中岳からの下りは、はしごもありますが
危険というほどではありません。
引き続き、快適な縦走。
さすがに高所で息が切れますが、
目の前に槍が迫ってきて、モチベーションには事欠かないこの道。
7時50分。大喰岳到着。実に順調。
長いこと動画を撮る元気がなく、ご無沙汰でした。
それにしても下手くそで目が回りますね、、、スイマセン^^;
圧倒的な槍の迫力。
長かった縦走も間もなくゴール。
一旦下り、飛騨乗越到着。
最後の登りは青空、、、
そして8時30分。
南岳から3時間で、槍ヶ岳山荘に到着。
さて本当に最後のゴールを目指しますか。
2年前の大渋滞とは、うって変わって人の少なそうな感じ。
いいですね~ 実にいいですね~
毎度思うのですが、
小学生からお年寄りまでチャレンジするにしては、
少々危険な穂先への登り。
落石にも十分注意が必要。
それでも穂高で闘いぬいてきた、この体。
小石一つ落とさず、一瞬で三点確保の位置取りが
できることに驚きます。
(他で役立つ事あるかな、、、^^)
ラストのはしご。
そして槍ヶ岳山頂に到着。
8時52分。
西穂高から3日かけてやってきました。
テント泊、一人での大縦走。
無事、たどり着くことができました。
雨とガスの中、闘ってきたのが嘘のようなゴール。
全ての思い出は、このギザギザの稜線にあります。
ここ全部歩いてきたって、、、凄いね、、、我ながら。
達成感よりも、生きてここにいる
安堵感のほうが大きいゴール。
360度の大パノラマを満喫して、さて下るとしますか。
槍ヶ岳山荘に戻ってきました。
あとは無事帰るだけです。
by fwwwexb
| 2013-09-12 20:00
| 2013 奥穂→槍ヶ岳